同友会ニュース−活動報告

『多彩な人材活用で業界トップクラスの現場を学ぶ〜障害者・外国人・女性が戦力となる仕組み・社風づくりとは〜 』2019全県経営研究集会 第6分科会報告【19.10.29】

第6分科会(見学分科会)    多彩な人材活用で業界トップクラスの現場を学ぶ 〜障害者・外国人・女性が戦力となる仕組み・社風づくりとは〜

 \;       報告者:出野 哲也 氏 (株)大宮鍍金工業 代表取締役(大宮南地区会)

第6見学分科会は、メッキ加工業の(株)大宮鍍金工業を訪問見学し、誰もが戦力となれる経営のあり方を学びました。代表取締役の出野氏は入社当初、ベテラン社員から若手社員への技能継承ができていない事が課題だと感じたそうです。
そこで、川越工場の新設のタイミングで工場長になり、技能継承の仕組み作りに取り掛かりました。コンセプトは『すぐに戦力になる体制作り』で、作業を標準化しすぐにどんどんやらせます。それにより若い人も定着して行き良い人材も入ってきました。

 \; それでも古参社員は変わってくれません。ある時、大きな品質問題が起きた時もどこか他人事だったため、思い切って管理監督層を入れ替えました。そのことにより状態が良くなり、そこで人材採用が重要だと気付き、現在は採用を重要視しています。
そして、鍍金という仕事は沢山の人材が必要です。超が付くほどの短納期の為、欠員が出ると仕事が止まってしまいます。そうならない為に多くの人を雇わなければなりません。

 \; 障害者の現場実習を受け入れた事をきっかけに障害者雇用が始まりました。その後パート従業員、外国人実習生と多彩な人材活用に繋がっていきます。
障害者も外国人実習生も、特別なフォローが必要という訳ではありません。根気よく教えて個人の能力や性格をよく見て対応を変えて行けば戦力になります。戦力になれば他の社員も認め頼るようになり、それが本人達のやりがいになります。すると相互に良い関係が築かれていきます。これは障害者や外国人に限らず日本人の社員にも言える事かもしれません。

現在は『1人3役・1役3人』に取り組んでいます。1人が3役をこなすのも重要な戦力になりますが、1つの役を3人が出来るようになれば誰かが休んでも他の誰かが代わりに出来ます。この取り組みが有給休暇の取得率向上に繋っていくと思っています。
障害者や外国人実習生を育てる事は同時に社員を育てる事に繋がります。多彩な人材活用は自社の大きな発展への足掛かりになると気付いた分科会になりました。

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